#3 MySQLを使ってみよう

icon tinaba が 2020/02/07 4:44 に投稿 ( icon tinaba が 2020/02/07 4:46 に編集 <更新履歴> )

本チュートリアルの内容

以下が本チュートリアルの内容です。

  • 開発環境の確認
  • 基本操作
  • まとめてテーブルとデータを作る

開発環境の確認

前提とする環境

このチュートリアルでは、以下の環境を想定します。

  • 開発PC:Windows7 Professional、MySQL5.6

開発の準備

開発に使用するMySQLはMySQLのページからダウンロードして、インストールする必要があります。

MySQLのインストールは以下のページなどを参考に実施してください。

基本操作

MySQLに慣れる

まずは、MySQLに慣れるところから始めましょう。Windowsのコマンドプロンプトを利用して、DB操作をしてみます。この時に、MySQLの実行ファイルにPATHが通っていないと、以下のコマンドが起動しません。PATHの追加は、「コントロールパネル」>「システム」から、 「システムの詳細設定」を選択し、「環境変数」ボタンを押下して開く画面で、「システムの環境変数」のPATHに、mysql.exeがあるフォルダを指定します。

PATHを追加するときに、セミ コロンを入れるのを忘れないようにしましょう。

以下のコマンドを入力し、Enterキーを押下し、インストール時に入力したパスワードを入力する。
mysql -u root -p

mysqllogin.jpg

まず、テスト用にデータベースを作る。ここでは、picklog_dbというDBを作ってみます。
create database picklog_db;

DB作成

これで、DBができます。実際にDBができているかを以下のコマンドで確認することができます。
show databases;

DB確認

確かにできていますね。ここで、rootのままで、DBにアクセスするのは危ないので、このDBにアクセスするユーザーを定義しましょう。ここでは、簡単のためユーザ名:picklog、パスワード:p!cklogで定義します。
grant all privileges on picklog_db.* to picklog identified by 'p!cklog';

ユーザー設定

MySQLのバージョン8では、非明示的にアカウントを作ることができなくなったようです。バージョン8を使っている人は、以下のように別々のコマンドを入力する必要があるようです。実際には試していないので、多少間違いがあるかもしれないので、注意してください。
create user 'picklog'@'localhost' identified by 'p!cklog';
grant all privileges on picklog_db.* to 'picklog'@'localhost';

これで、ユーザーpicklogがアクセスできるDBができました。次に、DBに接続をして、
connect picklog_db;

テーブルを作ってみます。

create table log_tbl(
id int(5) auto_increment,
location int(3),
tid varchar(20),
time datetime,
primary key(id));

テーブル作成

このような感じでテーブルを作成することができます。

次に、このテーブルにデータを入れてみましょう。改行は適宜行っても、最後にセミコロンさえつければ、大丈夫です。
insert into log_tbl(location, tid, time)
values (1,'00005CE62524000007E0','2014-12-07 12:16:30');

データ挿入

実際に、データが挿入されたかどうかを確認してみましょう。
select * from log_tbl;

挿入の確認

確かにデータが入っていることがわかりますね。


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